【本】言葉にできるは武器になる。(梅田悟司)
以前この本を読んだ時、「内なる言葉」を見つけることが大事だということを教えてもらいました。私たちがメール、SNS、ブログなどで書く言葉は「外にむかう言葉」、その言葉を書くための、自分の意見のことを「内なる言葉」と、本書では言います。
今日は、「内なる言葉」を、どのように見つけるかについて考えながら読んでいきます。
「内なる言葉」を書き出す
「言葉が意見を伝える道具ならば、まず、意見を育てる必要があるのではないか?」
(はじめにp.4より)
「思考の深化なくして、言葉だけを成長させることはできない」
(はじめにp.6より)
内なる言葉を磨く唯一の方法は、自分が今、内なる言葉を発しながら考えていることを強く意識した上で、頭に浮かんだ言葉を書き出し、書き出された言葉を軸にしながら、幅と奥行きを持たせていくことに尽きる。
(p.64より)
書き出すという一動作を加えると、考えていることが目に見える形で現れるため、扱いやすさが格段に向上するのだ。
(p.65より)
頭の中だけで考えてしまうと、モヤモヤしがちです。実は内なる言葉の種は、頭のなかにあるのでしょう。その頭の中にある言葉たちを書き出すとこで、自分は何を考えているか俯瞰して見ることができそうです。
ではその書き出した言葉からどのように、幅と奥行きを持たせていくのでしょうか?
本書では、7つの手順を説明していますので、明日引き続き読んでいきます。