【本】LIFE DESIGN(ライフデザイン)スタンフォード式最高の人生設計_④なぜ熱中できるかを知るためにAEIOUでズームインする

今日は、第3章『熱中できる道を探すー消耗しない働き方』の続きを読みます。

前回は、グッドタイム日誌をつけることにより、どんな瞬間が自分にとって、エネルギーを高めらるか、熱中できるか知ることができる、ということを学びました。

今日は、グッドタイム日誌をどのように考察したら良いか、を学びます。

1.ズームインしてさらに正確に深める

ふつうは、日々の活動を細かく観察することに慣れてくると、もっと具体的に書ける項目があることに気づく。そんなときはズームインして、なるべく正確に書くよう努めてみよう。

たとえば、最初にこう記録したとしよう。

「職員会議。今日ははじめて楽しめた!」

もういちど見なおしたら、もっと正確に言い換えられるかもしれない。

「職員会議。ジョンの発言を僕がわかりやすく言いなおしたら、みんなが”ああ、なるほど!”と言ってくれた。爽快な気分だ」

(p.99)

上記のように例えば、楽しめたのはどこに要因があるか、具体的に考えると良いのですね。

このアプローチは自分の心の機微をつかむ必要があります。自分の感情に素直に、小さな変化に気づく。普段から、良いと感じるか、悪いと感じるかに意識しているとズームインもしやすくなるでしょう。

心の機微は下記の本で学びました。ブログを書く上でも、自分の感じたことを言葉にするにはどうしたら良いのかを知ることができる本です。

tata-yama.hatenablog.com

2.ズームインはAEIOUメソッドの視点でも

活動(Activity)

環境(Environment)

やりとり(Interaction)

モノ(Object)

ひと(User)

(p.100、詳細の説明省略)

上記の5つの視点で、自分のエネルギーや熱中度が高まった要因はどこにあるのかを振り返ってみるとのこと。

私の場合、エネルギーが消耗し、熱中度も低い活動を発見しました。それは、実験のやり直しでした。上記での活動に当たります。

このような活動があることに気づくと、今回の失敗を学びに変えようと考え、どうしたらやり直しをせずに済むのかを考えるようになります。

したがって、グッドタイム日誌は、自分の得意、不得意なことを知るだけでなく、得意なことを活かし、不得意なことを最小限にするような、学びへと変えるきっかけになります。

まとめ

グッドタイム日誌は自分の活動を振り返るのに役立ちそうです。これを知っただけでも十分この本の価値があるでしょう。

しかし他の章も気になるのでもう少し読んでいきます。