【本】NLPの基本がわかる本(山崎啓支)_②やるべきことと頭でわかっていてもできないことがある、をどうするか(その2)

やるべきことと頭でわかっていてもできないことがある、をどうするか

今日は下記の記事の続きです。

tata-yama.hatenablog.com

 

どうすれば、「身体感覚(K)」にアクセスできるのでしょうか?それは比較的再現しやすい視覚(V)と聴覚(A)を経由して作り出すのです。

(p.72)

本書では、夏の盆踊りの思い出を例として挙げています。

視覚(V)として、下記のように表現しています。

・ゆかたを着た屈強な男性

・ステージで力強く太鼓をたたく

・ステージの周りにはちょうちんがたくさん吊られ、きれいな光を放っている

・ステージの周りで、浴衣を着た男女が踊っていました

また、聴覚(A)では、下記のように表現しています。

・家にいても、盆踊りの太鼓の音が聞こえてきました

・ドンドコ ドンドコ ドンドコ聞こえてきました

このように、視覚(V)と聴覚(A)から、楽しそう、面白そうという感覚(K)=気持ちが再現されるということです。これが動機づけになるんですね。

さて、そもそも私が問いとして挙げていたのは、やるべきことと頭でわかっていてもできないことがある、をどうするか、です。

 本書をヒントに、いまの私自身が抱えているやるべきことを、実際に、視覚(V)や聴覚(A)で感じる形で表現し、自分自身に動機づけすることができるかやってみます。

 

 

【本】NLPの基本がわかる本(山崎啓支)_①やるべきことと頭でわかっていてもできないことがある、をどうするか

やるべきことと頭でわかっていてもできないことがある、をどうするか

人間は頭で正しいと思っていることでも、それをするのが嫌だと感じる場合は、なかなかそれを実行できません。(中略)

「考えること=思考」が動機を作り出すのではなく、「気持ち=感覚(K)」が動機の源泉なのです。

(p.70)

これ結構知りたかったことです。仕事において、上司や先輩から目の前の仕事を実施する意味をいくら説明してもらっても、できないことがあるのです。自分でやるべきとわかっていることですら、自分自身でやりたくないと思うときがあるのです。私自身が経験していて、ずっと不思議でした。

ある人に、仕事はやる気は関係なく、淡々とやると良い、とアドバイスされたこともあります。この理屈も理解はするのですが、実際は心の中がモヤモヤしたり拒否感で一杯になっているので、手を付けたとしてもなかなか進みません。

こういうときに、横やりの仕事が入ると、「待ってました!」というように、自分の目の前の仕事は脇へ置いてしまい、横やりの仕事をやってしまうのです。逃げてしまうのですね。

さて話は長くなりましたが、私の知りたいことは、どうしたらやりたくない仕事であってもやるべき重要な仕事をこなせるのか、です。

上記の引用の原則に従うと、気持ち=感覚を利用するということになります。

では気持ち=感覚とはどういうことでしょうか?

聴覚や視覚を経由し、感覚へとアクセスするようですが、詳しくは明日読んでみます。

 

【こころ】カウンセリングの効用は恐怖心が現れた時に背中を押してくれること

カウンセリングで暗黙なことに光を当てることができる

カウンセリングやコーチングを受けると、何となく自分が考えていたことを言葉にできたり、自分では踏み込めない領域のことを考えたりイメージしたりすることができます。そうして導かれるから、新しい発見ができるのです。自分にとって暗黙であることに光を当てることができるのです。

充実感や満足感の低い毎日を改善したい私にとって、どうしたら充実感がアップしますか?と言う質問は、自分でもできる当たり前の問いなのですが、言葉にしていなかったかもしれません。

カウンセリングを通して挙げた充実感を上げる3つの項目は、私自身は薄っすらと感じていたのですが、注目はしてませんでした。だから行動するまでにも至りません。

しかしカウンセリングにより、これらの3つの項目を言葉にすることで、自分とって重要であるという認識できました。

カウンセラーさんと出来ることを見つけていく

加えてカウンセリングでは、どんなことが実際に出来そうかを考えてみます。できるかどうかはカウンセラーさんと対話をしながら考えていくので、無理に出来ないことをやることにはならずに、最終的に出来ることを自分の課題として与えます。

恐怖心が現れたときに背中を押してくれるものは?

こうして見つけた充実感を上げるための3つを具体的な行動に落とし込み実行してみるのですが、その際に気づくことがあります。それは、なかなか恐怖心があって躊躇する自分がいるのです。しかしこの時に、効果を発揮するのがカウンセリングです。カウンセリングによって自分の課題であるとしっかりと認識できている状態になったので、この恐怖心を乗り越えなければならないと自分が気づくことができます。自分の充実感をアップするためにやるのだと思い出すと、もう一度やってみようとその仕事に向き合い始めることができるのです。

カウンセリングは、こうして自分のなかなかできないことを後押ししてくれるのです。他の人にとって簡単に思われることでも、私にはできないことがある。そのようなことを私に出来るようにしてくれるのが、カウンセリングなんだと思います。 

まとめ

私は何でも一人で考えて、決めて、行動できると考えていました。しかし、実際にカウンセリングを受けてみて、一人で出来ないことがあり、二人なら出来ることがある、ということを経験しました。行動するのは私ですが、カウンセリングによって後押しをしてくれるのです。

なかなか出来ないことがあるならば、カウンセリングやコーチングで後押ししてくれるのも良いと思います。

 

【本】神さまとのおしゃべり(さとうみつろう)③後悔していますか?

あっちの選択肢の結果は誰も知らない

後悔している人間は全て、「違う選択肢のほうがよりよかったはずだ」と勝手に思いこんでいる。これは実に「勝手な」ことなんじゃよ。

2時限目、ロケーション2061 

 

あっちを選んでおけば良かった、って言ってもあっちの選択をしてどうなったかは誰も知らないんですね。もしかすると、あっちの方が悪い結果になったかもしれない。だから、今したこちらの選択に後悔して凹んでも、仕方ない。もしかすると、こちらの選択が良かったのかもしれない。

 

「だから、こうしなさいって言ったのに」って後から怒られても、凹むことは無いのです。なぜなら別の選択でうまくいく必然性はないから。

 

次は何ができるかを考えることに集中していくことが大事なのではと思います。

 

凹んだ時に思い出そう

「つらいとき」にこれは「悪い」と判断しない。そして判断を先送りするために「しめしめ、これはきっと、上手くいく」と言ってみましょう。

 (2時限目、ロケーション2128)

凹んだ時というのは、私は自分を責めるときがあります。自分を責めるとは、自分はなんで出来ないんだとか、自分はやっぱり頭が悪んだとか、自分自身に言うことです。

しかし、そのように責めること、つまり自分が悪いという判断は先送りできるといいですね。そもそもそのような判断は不要ですから。

凹んだ時に、「しめしめ、これはきっと、上手くいく」。この言葉思い出しましょう。

 

 

【こころ】腑に落ちてきたかも?

少しずつ改良されている私。

「ある」を見るようになり、1日を振り返っても次からこうすれば良いんだと心から腑に落ちるようになることが出てきました。

 

tata-yama.hatenablog.com

 

よく「失敗しても反省して、次に活かせ」と言いますね。私は頭では理解しているつもりですが、どうも心の底から「次に活かそう」とは思えなかったのです。それはなぜか?

今はよく理由はわかりません。

たぶんですが、「ある」を見るようになり、「次に活かす」ことができる自分の可能性を信じられらようになったのでは?と思っています。

良い感じです。しばらく様子を見てみます。

【所感】背中を押してもらうには人と話してみる

自分が思っていてもなかなかできないことがあります。ダイエットをする、英語を勉強する、運動を習慣化するなど。

私の仕事において、こうした方が良いと思うことがあるのですが、なかなかできないでいます。しかし、コーチングを受けたり、誰かとその話をすると、やってみようという気になり、やり始めたくなりました。なぜでしょうか?

おそらく、私は背中を押してほしいのだろうと思うのです。聞いてもらうことで、私に共感してくれたように感じ、やってみようという自信を持てるのではないでしょうか。

自分の頭で充分わかっていることだけど、できないでいる大事なことがあるならば、そのことについて誰かと話してみると良いかもしれません。背中を押されると思いますよ。

【本】神さまとのおしゃべり(さとうみつろう)②「ない」状態というのは、人生を面白くするための仕組み

「ある」が大事なのか、「ない」が大事なのか

昨日、結局私は「ある」に目を向けていく必要があることを理解したのですが、下記のようなことも書きました。

かと言って、やはり「ない」ことに気づいて、満たしたいというのが人間なのではないでしょうか。成長とは、「ない」ところから、「ある」ところへ導くこと。「ない」を知って、そこを意識して成長しようとするのではないでしょうか。 

tata-yama.hatenablog.com

つまり、「ある」が大事なのか、「ない」が大事なのか、わからなくなったのです。

しかし、その続きを読み進めると、「ない」状態とは何のために存在するかについて、書かれていました。 

「ない」状態というのは、人生を面白くするための仕組み

「お腹も減らない」、「ノドも渇かない」、「恋人に会いたいとも思わない」世界を。その世界は、楽しいでしょうか?

(2時限目、ロケーション1795) 

もし、自分の欲しいものをすべて持っていたり、なりたい自分になっていたとしたら、どうでしょうか。欲しいものは無い、なりたいことがない状態ということです。

そのような欲のない状態は、面白くないと思いませんか?

神さまの教え14

叶っていない夢があるから、人生は楽しい。

(2時限目、ロケーション1795) 

だから、実は「ない」状態というのは、人生を面白くするための仕組みだということなんですね。

まとめ

「ある」が大事なのか、「ない」が大事なのか、の質問に答えるならば、どちらか一方だけに注目せずに、「ある」に気づき、「ない」を楽しむ、と言い換えると良いのかもしれません。